2022年11月 今買うべきなのは? 通信大手3社株式比較 

米国を含めた欧米諸国の利上げなどが影響し世界の株式相場は冷え込みを見せています。

先週の日経平均終値 は27,199円と2022年初値の29,301円から下落率7.2%を記録しており、

なかなか新たな株の取得に踏み切れない方が多いのではないでしょうか。

 

そんな中でも株価が安定上昇を続けているのが通信業界です。

今回はそんな通信業界を代表する大手3銘柄の比較を行い、

今買うべき銘柄を比較したいと思います。




第一回 銘柄コード 9432   日本電信電話株式会社(NTT)



 

日本電信電話株式会社は通信業界最王手のdocomoブランドで有名な会社です。

2022年11月3日の株価終値は4,003円でした。

 

まず直近3年間の業績推移を確認していきます。

 

売上(下の説明はグラフも入れたい)

2021年通期売上高は11兆9,439億円

2022年通期売上高は12兆1,564億円

2023年通期売上高(会社予想)は12兆6,000億円

2023年通期売上高(コンセンサス予想)は12兆6,571億円

 

売上に関しては3年間増収を続けています。

 

経常利益

2021年通期経常利益は1兆6,526億円

2022年通期経常利益は1兆7,955億円

2023年通期経常利益(会社予想)は1兆8,220億円

2023年通期経常利益(コンセンサス予想)は1兆8,256億円

 

経常利益に関しても3年間増益を続けています。







PER(株価収益率) 株価/1株当たり利益



2021年期末PERは11.45倍

2022年期末PERは10.77倍

 

11月4日現在 

2023年PER(会社予想)は11.92倍

2023年PER(コンセンサス予想)は11.65倍

 

現在のPER(会社予想)は11.92倍となっており、十分割安と言えます。

ただし、2021年と2022年期末のPERを上回る値となっています。

 

PBR(株価純資産倍率)株価/1株当たり純資産(BPS

 

2021年期末PBRは1.36倍

2022年期末PBRは1.52倍

 

11月4日現在 

2023年PBRは1.66倍

 

現在のPBRは1.66倍となっており割安であると言えます。

ただし、PER同様に2021年、2022年期末のPBRを超えています。




結論

11月4日現在の株価(4,004円)は2021年、2022年の水準から比べ割高にはなっております。

ただし、安定して増収、増益を続けている為ぜひ狙いたい銘柄になります。

 

購入すべきタイミング

2022年のPER10.77倍を基準とすると3,806円以下で購入したいですね。


















銘柄コード 9433 KDDI株式会社

 

銘柄コード 9434 ソフトバンク株式会社